ファンハールは、ああいうサッカーをするから嫌いだそうです。
確かに、オランダらしい楽しいサッカーではありませんでした。
今日のゲームは、良く言えばお互いの長所を消し合う手に汗握る接戦、悪く言えば消極的なゲームでした。
強豪国同士が守備を重視して戦えば、ああなってしまうのはやる前から分かっています…。
得点が入りそうなチャンスも全くありませんでしたから、途中からPK戦になると思いながら見ていました。
代表のサッカーは、クラブチームのサッカーと違って、見せてお金をもらうためのサッカーではありません。
しかも、ワールドカップの準決勝ですから、ああいうサッカーになるのも分かります。
分かりますが、かたすぎる、いわゆる決勝戦のようなサッカーでした。
今回、ベスト4に勝ち上がった国は、どこが優勝してもおかしくない国ばかりでしたから、決勝のようなものですけれど…。
正直、オランダかアルゼンチンを応援している方でなければ、つまらないゲームだったかもしれません。
そして、負けてしまったオランダを応援していた方は、もっとつまらなかったでしょうね…。
終わってみれば、結局、何もせずに負けてしまったようなものですから。
お互い、最後までバランスを全く崩しませんでした。
リスクをおかして攻めていけば、メッシとロッベンという一瞬でゲームを決めてしまう選手にやられてしまいます。
ブラジルの大敗も見ていますし、余計に慎重にならざるを得なかったかもしれません…。
準々決勝でPK戦の前に交替させられたオランダのGKのシレッセンは、意地を見せられませんでした。
こうなってしまうと、前のゲームの交替は正しかったということになってしまいますね…。
準決勝の2つのゲームは正反対の内容でしたが、どちらも面白くないゲームになってしまいました。
いや、興味深い対戦でしたし、面白くなかった訳でもなくて、さすがというプレーも出ていました。
期待していた内容のゲームではなかったというのが、正確な表現かもしれません。
とりあえず、せっかくの南米でのワールドカップですから、南米の国が決勝に残って良かったです。
その方が、盛り上がるでしょう。
そして、大会前から想像していた通り、今大会で一番楽しいサッカーをしているのは、ドイツです。
決勝が開催国のブラジルとの対戦だったらやりにくさもありますが、そうではありません。
ドイツには、決勝でも、これまで通り面白いサッカーをしてもらいたいです。
第三者的な立場で言えば、今日のゲームだって、メッシとロッベンのものすごいプレーが見たかったんですよ。
それが、お互い消されてしまって見られなかったので、こんなに不満がたまっているんでしょう。
決勝では、ミュラーとメッシのすごいプレーが見たいです。
まあ、このままハメス・ロドリゲスが得点王になるというのも、それはそれで面白いですけどね!?